トミー・ジョン手術とは?肘内側側副靱帯再建術の内容・復帰・リハビリを解説
「投げると肘の内側が痛い」「ボールのスピードが落ちた」「靱帯損傷と診断された」
このようなお悩みはありませんか?
トミー・ジョン手術は、肘の内側側副靱帯(UCL)が断裂・損傷した際に行われる再建手術で、特に野球選手に多く行われています。適切な治療とリハビリを行うことで、競技復帰を目指すことが可能です。
大阪市福島区のえびえ記念病院では、スポーツ整形外科として肘の靱帯損傷にも対応し、競技復帰を見据えた治療を提供しています。本ページでは、トミー・ジョン手術の概要や適応、術後の流れについて詳しく解説します。
トミー・ジョン手術とは
トミー・ジョン手術とは、損傷した肘内側側副靱帯(UCL)を修復するのではなく、自分の腱を使って新たに靱帯を作り直す手術です。
正式には「肘内側側副靱帯再建術」と呼ばれます。
肘内側側副靱帯(UCL)とは
UCLは、肘の内側にある靱帯で、投球動作時の外反ストレスから肘を守る重要な役割を担っています。
特に投手にとっては非常に重要な構造です。
発症の原因
主な原因は、投球動作の繰り返しによる負荷です。
- 投げすぎ(オーバーユース)
- フォームの問題
- 筋力不足
- 柔軟性低下
徐々に損傷が進行します。
主な症状
以下のような症状が現れます。
- 肘の内側の痛み
- 投球時の痛み
- 球速低下
- コントロール低下
- 違和感や不安定感
手術が必要になるケース(重要)
以下の場合に手術が検討されます。
- 完全断裂
- 保存療法で改善しない
- 競技レベルでの復帰を希望
- 投球時の痛みが続く
特に投手では手術が選択されることが多いです。
手術方法(重要)
トミー・ジョン手術では、自分の腱を移植して新しい靱帯を作ります。
使用される腱
- 前腕の腱
- 太ももの腱
これらを利用してUCLを再建します。
手術の特徴
靱帯を再建する手術
断裂した靱帯を縫うのではなく、新しく作り直します。
スポーツ復帰が可能
適切なリハビリにより競技復帰が期待できます。
高い成功率
多くの選手が競技復帰を果たしています。
手術の流れ
- 診察・画像検査(MRIなど)
- 手術適応の判断
- 手術(靱帯再建)
- 術後管理
- リハビリ開始
術後のリハビリテーション(最重要)
トミー・ジョン手術では、リハビリが非常に重要です。
- 可動域回復
- 筋力強化
- 投球フォーム改善
- 段階的投球プログラム
長期間の計画が必要です。
復帰までの期間(重要)
目安は以下の通りです。
- 日常生活:約1〜2か月
- 軽い運動:約3〜4か月
- キャッチボール開始:約6か月
- 競技復帰:約9〜12か月
- プロなどのレベルでは1年半など
再発・再手術のリスク
以下の点に注意が必要です。
- 無理な早期復帰
- 不適切なフォーム
- 過度な投球
適切な管理が重要です。
手術を受けない場合のリスク
適切な治療を行わない場合、以下のリスクがあります。
- パフォーマンス低下
- 慢性的な痛み
- 競技継続困難
えびえ記念病院のスポーツ整形の特徴
大阪市福島区のえびえ記念病院では、肘の靱帯損傷に対応しています。
- スポーツ障害の専門的評価
- 競技復帰を見据えた治療
- リハビリとの連携
- 投球動作の指導
一貫したサポートを行っています。
受診の目安
以下のような症状がある場合はご相談ください。
- 肘の内側が痛い
- 投げると痛む
- 球速が落ちた
- 違和感が続いている
まとめ
トミー・ジョン手術は、肘の靱帯損傷に対する重要な治療法であり、競技復帰を目指すための選択肢となります。
適切な手術とリハビリを行うことで、安全にスポーツ復帰を目指すことが可能です。
近年ではインターナルブレースを用いた修復・補強によって、復帰見込みが6〜8ヶ月と早くなってきています。人工物でもあり長期成績は出ているので、選手の背景・希望を含めて適応は慎重に判断します。
大阪市福島区でスポーツ整形外科をお探しの方、肘の痛みでお悩みの方は、えびえ記念病院までお気軽にご相談ください。
