薬剤科
基本方針
調剤室での調剤中心の医薬品業務から病院全体に活動範囲を拡げ、チームの一員として多職種と協働できる「顔の見える薬剤師」を目指し、業務に取り組んでまいります。
体制
・職種、人員数
常勤薬剤師5名、パート薬剤師1名、事務員1名の合計7名が所属しています。
・専門資格
漢方・生薬認定薬剤師 1名
公認スポーツファーマシスト 1名
認定実務実習指導薬剤師 1名
医療情報技師 1名
日本薬剤師研修センター認定薬剤師 2名

主な業務内容
・業務概要
平均内服処方箋枚数:約70枚/日
注射処方箋:約70枚/日
持参薬鑑別件数:約5件/日
・業務内容について
調剤
患者様の薬歴や腎機能、肝機能、年齢を確認し、安全な投与が可能なのか確認して調剤しています。処方内容の修正が必要な場合は医師に提案しています。また、内服薬は自動錠剤分包機を導入し、1包化を行っています。注射薬は患者様ごとに輸液とアンプルを1日分ずつ払い出しています。
医薬品の在庫管理
当院の採用医薬品数は約1200品目です。医薬品の購入金額は病院の支出な中でも大きなウエイトを占め、その使用期限も数年単位と短いため、適正な在庫の確保と入院される方の持参薬に対応できるような採用薬の選択を常に考え購入を検討しています。
医薬品情報提供(DI活動)
患者様に安全かつ有効な薬物療法が実施されるよう病院職員に向けてお薬の情報を提供しています。
服薬指導
入院中の患者様に、薬の正しい使用方法・服薬の意義などを理解していただき、安全に治療を継続していただくためベッドサイドで薬の説明を行い、患者様の薬に対する不安や疑問の解決などのサポートをしています。
チーム医療
職種の枠を超えて様々な活動を行う委員会活動には、医療人としての自覚を高める、職員同士の相互理解を深める、医療チームの基盤を作り上げるなどの多くのメリットがあり、薬剤師も積極的に参加しています。(感染対策・褥瘡・医療安全・NSTなど)
患者様へのメッセージ
当院の薬剤科では患者様に安全で有効性の高い質の高い薬物療法を提供し、安心と信頼される「顔の見える薬剤師」を目標に、地域の患者様に貢献できるようにつとめてまいります。