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06-6458-7171

リハビリテーション科

基本方針

当院のリハビリテーション科では、病気やけが、手術後の回復をサポートし、自宅等での日常生活や社会復帰を目指すリハビリテーションを提供しています。医師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)看護師、栄養士、相談員などの専門職が連携し、患者さま一人ひとりに合わせた最適なリハビリテーションプログラムを実施していきます。
回復期リハビリテーション病棟では365日リハビリをおこなっているため、回復段階に沿ったリハビリを途切れることなく行うことも出来ます。

特色

・急性期から回復期、必要に応じて外来まで一貫したリハビリを提供
・豊富な経験を持つスタッフ
・脳血管疾患(回復期病棟/急性期)では1日最大3時間のリハビリを実施(運動器疾患では最大2時間)
・365日リハ、回復段階に沿ったリハビリプログラムを絶え間なく提供(主に回復期病棟/急性期)
・チーム医療・多職種カンファレンスによる安全かつ効果的なリハビリプログラムの立案
・退院後の生活、在宅復帰・社会復帰を見据えたプログラム(自宅環境も考慮)
・ご家族への介助指導・相談支援も実施
・必要に応じて家屋評価も行っております

体制

職種
・理学療法士 30名
・作業療法士 13名
・言語聴覚療法士 5名
    総勢48名(R7.8.1現在)

施設基準
・脳血管疾患等リハビリテーション(I)
・運動器リハビリテーション(I)
・呼吸器リハビリテーション(I)
・廃用症候群リハビリテーション (I)
・回復期リハビリテーション病棟入院料 (I)
・地域包括ケア病棟入院料 (I)

主な業務内容

・理学療法(PT)
起き上がり、立ち上がり、歩行などの基本動作に必要な運動機能の回復を目指します。主に下肢や体幹の機能改善を中心とした関節可動域訓練、筋力強化訓練、歩行訓練などを行います。

・作業療法(OT)
食事や更衣、入浴や排泄など日常生活動作(ADL)に必要な機能の獲得を目指します。併せて上肢~手指の機能回復訓練、認知や高次脳機能障害などに対する訓練も行います。

・言語聴覚療法(ST)
言語障害、嚥下(えんげ)障害、音声障害や認知・高次脳機能障害などに対して、話す・聞く・食べる機能の回復を支援します。

・入院・外来リハビリの提供
急性期から回復期まで、患者様の回復段階に沿ったリハビリを実施しています。入院中の集中的なリハビリのほか、必要に応じて退院後外来通院でのリハビリにも対応しています(主治医判断による)。

・在宅支援
在宅復帰を目指す方に対しては、必要に応じて家屋評価を行い、住宅改修の助言や福祉用具の提案と選定やご家族様への介助方法の指導等も行っています。

・福祉用具や装具の選定
患者様の残存機能・能力に合わせた福祉用具・自助具の選定や提案を行います 必要に応じて下肢の歩行装具等の提案も行います。

患者様へのメッセージ

入院される患者様は、そのほとんどが病院を選ぶことができません。
何の準備もないまま急な入院を余儀なくされることで、様々な不安を抱かれている方もおられます。

入院中~退院後の生活に向けてリハビリでの成果を出すことはもちろんですが、
「患者様は入院生活の中で何に困っておられ、どのような不安を抱かれているのか?」
ということを、私たちセラピストは患者様目線に立って考えます。

私たちセラピストにしかできないことや、プラスαのサービスを提供していくことで、少しでも安心して入院生活を送っていただき、 患者様にとってリハビリテーションがしっかりと取り組めるような環境を提供できればと考えます。