同じ「地域包括ケア」でも、こんなに違う。えびえ記念病院の”看護師が主役になれる”退院支援

地域包括ケア病棟 看護師 Tさん
福井県の公的病院で4年間、地域包括ケア病棟に勤務。より幅広い経験を求めて2025年7月にえびえ記念病院へ入職し、地域包括ケア病棟に配属。プライマリーナースとして患者さん・ご家族・多職種をつなぐ退院支援に手応えを感じながら、看護の幅を広げている。
▼目次
1.急性期から回復期まで学べる病院
2.看護師が主役になる退院支援
3.3フロアの病棟をチームで支える
4.中途入職を支える指導体制
5.仕事もプライベートもバランスよく
地域包括ケアで4年。「もっと幅広く」と考えた転職
看護師としてのスタートは、地元・福井県の公的病院でした。1年目からの4年間を、地域包括ケア病棟で過ごしました。
4年ほど経験を積むなかで、「もう少し違う環境で、幅広く経験を積んでみたい」という思いが少しずつ大きくなっていきました。地元を離れて新しい場所で挑戦してみたいという気持ちもあり、転職を考えるようになりました。もともとは急性期看護にも興味があって、「初めてでも働きやすい急性期」を軸に病院を探していました。
急性期から回復期リハまで学べる、えびえ記念病院へ
私は、学生時代は兵庫県の看護学校に通っていました。その後就職で一度は地元の福井に戻ったのですが、転職で再び関西へ移りました。求人紹介サービスを通じて出会ったのが、えびえ記念病院でした。
紹介で魅力に感じたのは、急性期から回復期のリハビリまで、幅広い病期の患者さんを一つの病院で見られるという点です。急性期も受け入れているけれど、いわゆる高度急性期ほど重症の方が多いわけではなく、「腰を据えて学びやすいと思うよ」と勧めてもらいました。ずっと地域包括ケア病棟でじっくり看護をしてきた自分にとって、いきなり負荷の高い環境に飛び込むよりも、無理なく学びを広げていけそうだと感じられたのが、入職の決め手になりました。

看護師が「主役」になる退院支援という発見
えびえ記念病院でも、配属されたのは地域包括ケア病棟でした。前職と同じ地域包括ケア病棟ですが、実際に働いてみると、看護の中身がずいぶん違うことに驚きました。
いちばん大きな違いは、退院支援への関わり方の「深さ」です。前の病院にもプライマリーナースの仕組みはありましたが、看護師の役割は看護サマリーを書くところが中心で、退院調整そのものは師長が主になって多職種スタッフと進めていく形でした。
えびえ記念病院では、プライマリーの看護師が主役になって退院支援を動かしていきます。多職種スタッフと情報を交換しながら、ご家族様とも直接連絡を取り、カンファレンスを開いて、退院後に使えるサービスの調整まで担っていく。患者さんお一人おひとりの退院と、その先の暮らしについて、より具体的に考えられるようになりました。これまで積み重ねてきた経験を生かしながら、さらに一歩深いところを学べている実感があります。
退院後の暮らしまで見据えて。介護・在宅サービスへの学び
退院支援を自分が主体となって担うようになったことで、新たに学ぶべきことも見えてきました。それが、患者さんが自宅に帰られたあと、どんな介護・在宅サービスを利用できるのかという知識です。
介護・在宅サービスには介護保険など、さまざまな制度上の決まりがあります。前の病院では言われたとおりに進めていた部分も多かったのですが、えびえ記念病院では、看護師の側から具体的に提案していくことが求められます。ご高齢の患者さんが多く、単純に「怪我や病気が治って退院」というだけでは終わらないからこそ、退院後の生活まで見据えた提案ができるように、もっと知識を深めていきたいと思っています。地域包括ケア病棟ならではの、やりがいのある学びだと感じています。

3フロアの病棟を、チームで支える
入職して大変だなと感じたところもあります。それは、私たちの病棟が3つのフロアにまたがっていることです。
スタッフが常駐する詰所が真ん中の階にしかないため、上の階や下の階で何が起きているかは、その階にいないと分かりにくい。認知症の患者さんも多いので、患者さんの様子を見守るという点では、最初はなかなか慣れませんでした。
ただ、そこは病棟全体で工夫しながら乗り越えています。職員の数も増えてきて、日勤帯には各階に看護師が常駐できるよう、師長が中心となって体制を整えてくれています。各階に設けた「サブステーション」がその一つです。常に見守りが必要な患者さんには、離床やリハビリの意味も込めて、日中は車椅子で詰所のある階に来ていただくこともあります。フロアが分かれているからこそ、人員を手厚く配置し、みんなで声をかけ合って患者さんの安全を守る。そうした、チームで動くのが当たり前になっている病棟だと感じています。

中途入職を支える指導体制
前職で4年の経験があったとはいえ、新しい環境に一人で飛び込むことに不安はありました。えびえ記念病院では、その点でも安心して仕事を始めることができました。
最初の1か月ほどは、毎日フォローの看護師がついてくれます。入職してすぐの2〜3日はフォローの看護師のシャドーとして1日の流れを見せてもらい、そこから徐々に受け持ちの人数を増やしていく形でした。いきなり患者さんを受け持つのではなく、「やることを想像しながら」始められたのが、とてもありがたかったです。
毎日のフォローが外れたあとも、いつでも相談できる人が必ずそばにいる環境でした。おかげで特に困ることもなく、その都度相談しながら仕事を進められました。私の場合は2か月ほどで、少しずつ自分でできることが増え、慣れてきた実感が持てるようになりました。
年齢を問わず話しやすい、フラットな病棟
病棟のスタッフは、20代後半を中心に年齢の近いメンバーが多く、年上の先輩もいます。私のイメージでは、急性期のとても忙しい環境で働いてきた人が、「もう少し落ち着いて働きたい」とえびえ記念病院に来ているケースが多いように感じます。
みんな優しくて、柔らかい雰囲気の人が多いので、年齢に関係なく話しやすいのが1B病棟の良さです。休憩中は楽しくワイワイと過ごしていますが、仕事になったらきちんと切り替えて、お互いに気づいたことは注意し合える。そんなメリハリのある関係性が、この病棟らしさだと思います。
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退院支援を深め、いつかは終末期ケアへ
今後のキャリアについては、すぐに急性期へ、とは考えていません。まずは今いる地域包括ケア病棟で、退院支援を自信を持って行えるところまで、しっかり学びを深めていきたいと思っています。
そのうえで、将来的には急性期や、終末期(ターミナル)のケアにも関心があります。私が看護師を目指したきっかけは、祖父が亡くなったことでした。元気になって退院していく人を支えられるのはもちろん嬉しいことですが、最期の時間をよりよく過ごしていただくために、看護師として何かできることはないか。そんな思いがずっと自分の中にあります。幅広い病期を経験できるえびえ記念病院で学びを重ねながら、いつかその領域にも携わっていけたらと考えています。
仕事もプライベートも。バランスよく働ける環境
えびえ記念病院の魅力を看護師仲間に紹介するとしたら、まず「急性期から回復期リハビリまで幅広く見られること」を挙げると思います。一つの病棟に限らず、いろいろな経験を積める環境です。
もう一つの大きな魅力は、定時できちんと帰れること。仕事にしっかり取り組んだうえで、そのあとのプライベートの時間も充実させられる。そのバランスが取りやすい、いい病院だと感じています。私自身、仕事終わりに同じ病棟の仲間と大阪・福島のお店へ食事に行くこともあり、行きつけのお店もできました。職場からは徒歩15分ほどの距離に住んでいて、通勤も無理がありません。オンとオフ、どちらも大切にしながら働けています。

就職を検討している方へ
フロアをまたぐ分、最初は動き方に慣れる時間が必要かもしれません。それでも、人間関係が良く、いつでも相談できる仲間がそばにいるからこそ、安心して看護に向き合えています。
地域包括ケア病棟で、看護師が主役となって退院支援に深く関われること。急性期から回復期リハまで幅広く学べること。そして、仕事とプライベートのバランスがとれること。少しでも気になる方は、ぜひ気軽に病院見学へ来てみてください!
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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えびえ記念病院では、患者さん一人ひとりの「退院後の暮らし」まで見据えた看護が経験できます。看護師が主役となって退院支援に取り組みたい方、急性期から回復期リハまで幅広く学びたい方は、ぜひ職場見学や採用情報についてお気軽にお問い合わせください。
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