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回復期リハビリ×認知症ケアに挑む。ブランクを経て、私がえびえ記念病院を選んだ理由

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟で働く病棟看護師

回復期リハビリテーション病棟 看護師 Fさん

急性期病棟・療養型病棟・老人保健施設などを経験した後、回復期リハビリテーション病棟で15年勤務。回復期リハビリテーション認定看護師、認知症ケア専門士の資格を持ち、2025年2月にえびえ記念病院へ入職。1R病棟(回復期リハビリ病棟)に配属後、認知症ケアの委員会活動に取り組み、認知症ケア指導管理士の資格も新たに取得。地域に根ざした回復期看護の実現を目指している。

▼目次
1.ブランクを経て、回復期看護へ
2.認知症ケアと回復期リハビリ
3.認知症ケア専門士、そして指導管理士へ
4.20〜30代の若手と築く人間関係
5.回復期・認知症ケアに興味がある方へ

ブランクを経て、もう一度「回復期看護」の現場へ

看護師としてのキャリアは、急性期病棟・療養型病棟・老人保健施設などで経験を積んだあと、2つの回復期リハビリテーション病院で7年半ずつ、合わせて15年働いてきました。急性期から慢性期まで、さまざまな現場を経験してきたことになります。

そのなかで、私は回復期という分野に強く惹かれてきました。障害を負って、そこから立ち直り、新たな人生を歩んでいく。その過程をそばで支える仕事に、ずっと魅力を感じてきました。

実は、一時期少し体調を崩して療養していた時期がありました。改めて「もう一度働きたい分野は?」と考えたときに思い浮かんだのが、回復期看護の現場でした。

自宅から電車で通える範囲で探していたところ、駅近で、回復期リハビリテーション病棟を持つえびえ記念病院に出会いました。通勤は電車で1時間ちょっとと少し距離はありますが、「もう一度、回復期看護に携わりたい」という気持ちが、この病院を選ぶ決め手になりました。

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟で働く病棟看護師

「治療しながらリハビリ」地域密着病院ならではの難しさ

入職前には、「人間関係のいい病院」という評判は聞いていました。実際に入ってみて、その言葉は本当にその通りだと感じています。

一方で、良い意味で驚いたこともあります。以前いた回復期病院は、病気が急変した方を診るというより、リハビリに専念する場でした。ところがえびえ記念病院は、地域の患者さんがたくさん入ってこられて、ご高齢の方が中心です。リハビリの最中に体調を崩される方も少なくありません。その治療をしながらリハビリを続けていく。この難しさを、私はこの病院で初めて学びました。

以前の回復期病院では、40代・50代の骨折の患者さんなどもいらっしゃいました。ただ、そこは急性期を持たない単独の病院だったので、患者さんが急変すると、点滴や治療をしながら看るというわけにはいかず、早めの治療のために転院していただくことが多かったのです。その点えびえ記念病院は急性期の患者さんもいらっしゃるので、治療を行いながらリハビリを続けられる。ここが以前とは大きく違うところだと感じています。

 

認知症ケアと回復期リハビリの狭間で問われる、これからの看護

ご高齢の方が多い地域だからこそ、複数の疾患や障害を抱えた患者さんも多く、リハビリも複雑になります。なかでも認知症は、体は動くようになっても、理解する力や日常生活を送る力が少しずつ失われていく病気です。動作自体はできるはずなのに、その動かし方が分からなくなってしまう。ときには、食べ方すら忘れてしまうこともあります。

「どこまでリハビリをするのか」「どう生活を組み立てていくのか」
この狭間で考え続けることは、これからの日本の病院が向き合うべき課題だと思いますし、それをまさにえびえ記念病院で実践していると感じています。

こうした現実を前に、回復期での看護観そのものも変わってきました。認知症の方は、体調が戻ってくる一方で、少しずつ状態が悪くなっていくこともあります。その時々の状態に合わせて、支援を繰り返し組み直していかなければなりません。若い方のように「元通りになって退院」というわけにはいかず、入院中に悪くなる部分もありながら、それでもお家に帰るための方法を探し、ご本人とご家族の希望に沿えるように考え続ける。この積み重ねが、本当に勉強になっています。

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟で働く病棟看護師

学び続ける理由—認知症ケア専門士、そして指導管理士へ

私は認知症ケア専門士の資格を、前職の頃に取得していました。そしてえびえ記念病院に入職してから、あらためて認知症ケア指導管理士の資格にも挑戦し、取得しました。

この病院に来てから、認知症の患者さんが本当に多いと実感しています。地域柄、80代・90代の方が中心で、80代になると3分の1の方が認知症を持っておられるという状況です。病気を知らなければ、支援はできません。私自身、院内の委員会にも携わり、指導する側にも回るようになりました。新しい知識も次々に入ってきますから、自分が学び続けなければ、まわりの皆さんにお伝えすることもできない。そう考えて、勉強がてら資格を取得しようと考えました。

入職2年目でありながら委員会に入り、指導にも携わらせていただいています。学びながら、みんなで一緒に進めているところです。

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟で働く病棟看護師

20〜30代の若手と築く、寄り添い合える職場の人間関係

実際に働いてみて「えびえ記念病院らしいな」と感じるのは、20〜30代の若い看護師たちが本当に生き生きと働いているところです。とにかく明るい。高齢の患者さんも、若いスタッフとの関わりをとても喜ばれています。年代でいうと、ちょうど私の娘くらいの世代の子たちが多いのですが、これだけ若手が多く活気のある病棟は、なかなかないのではと感じます。

若いスタッフたちは、歳上の私にもごく自然に寄り添ってくれます。私自身、入職して一年半ですから、最初はえびえ記念病院でのやり方を尋ねることも多くありました。それでも、若いスタッフは嫌な顔ひとつせず答えてくれます。そのうえで、歳上の者として立ててもくれるのです。「これでいいですか?」と私にも確認してくれて、「それでいいと思う」と言えば「分かりました」と受け止めてくれる。病院での在籍は若い子たちのほうが先輩でも、看護師としての先輩へのリスペクトを持って接してくれる。とてもいい関係性だと感じています。

これからは自分の持っている認知症の知識を若い世代にも伝えていくことで、病棟としてもっといい看護ができる環境にしていきたいと考えています。

3フロアを支える、ケアを厚くする新しい体制

回復期の病棟は、3つのフロアにまたがっています。中途で入職された方は、皆さん驚かれるところだと思います。私も最初はそうでした。一人で3つのフロアに目は届きませんし、体も一つです。でも、建物の構造は変えられない部分でもあります。

だからこそ、病院として体制づくりに取り組んでいます。夜勤の人数を、これまでの2人体制から3人体制へと少しずつ増やしているところです。また、介護の負担が重い2つのフロアには、日中は看護師が常駐して見守る体制を整え、ケアを厚くしていく取り組みを今年から始めました。サブステーションのようなイメージです。フロアが分かれている大変さは、一人で抱え込むのではなく、みんなで声をかけ合い、協力しながら乗り越えています。

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地域に根ざした回復期リハビリを、多職種チームで

私はもともと、回復期リハビリテーションの認定看護師です。えびえ記念病院では、回復期看護の力を育てながら、そのなかの一疾患として認知症の患者さんのケアを充実させていきたいと考えています。それは、地域からも求められていることでもあります。地域に根ざした回復期看護・リハビリ支援を育てていくことが、今の目標です。

在宅に帰っていただくことを目指す病棟なので、リハビリスタッフはもちろん、ソーシャルワーカーや栄養士など、多くの職種と関わらなければ前に進めません。リハビリテーション科も病棟担当制への移行など、地域に求められる回復期リハビリの実現に向けて、多職種連携をますます強化していっています。多職種チーム医療を実践できる環境だと思います。

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回復期・認知症ケアに興味がある看護師の方へ

回復期の看護は、一度で元通りになる看護ではありません。その人のその時々の状態に合わせて、暮らしそのものを支えていく看護です。難しさもありますが、だからこそ深いやりがいがあります。「やってみたい」と思う方に、ぜひ来ていただけたら。一人でも多くの仲間が加わってくれたら、それだけ新しい挑戦ができます。これから一緒に、地域に根ざした回復期看護を育てていきましょう!

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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えびえ記念病院では、回復期リハビリと認知症ケアが交わる、地域に根ざした看護が経験できます。多世代のスタッフが支え合いながら、一人ひとりの“その人らしい暮らし”まで見据えたケアに取り組んでいます。腰を据えて回復期看護に向き合いたい方、これまでの経験を生かしながら新しい看護に挑戦したい方は、ぜひ職場見学や採用情報についてお気軽にお問い合わせください!

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