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「患者さんに寄り添いたい」急性期から回復期へ。残業ほぼなしで、退院支援に向き合えるえびえ記念病院

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟で働く病棟看護師

回復期リハビリテーション病棟 看護師 Sさん

大学卒業後、新卒で大阪府内の急性期病院に入職し、消化器内科病棟で2年間勤務。2025年6月にえびえ記念病院へ入職し、回復期リハビリテーション病棟に配属。整形外科手術後や脳血管疾患などリハビリを目的とした患者を受け持ち、退院後の生活まで見据えた看護に取り組んでいる。

▼目次
1.回復期リハビリへの転職
2.退院支援の難しさと、やりがい
3.相談しやすい人間関係
4.定時で帰れる働き方、取り戻した時間
5.回復期への転職を考えている方へ

看護師を志した原点と、急性期病棟で過ごした2年間 

もともとは保育士に憧れていたのですが、高校の職場体験で病院を訪れたときに「看護師もいいかもしれない」と感じて、看護系の大学に進みました。大学在学中には私自身が入院したことがあり、そのとき看護師さんにとても支えていただいて。その経験が私の中では大きくて、「私も患者さんの身近で、寄り添える看護師になりたい」と強く思うようになりました。

大学卒業後は、新卒で大阪府内の急性期病院に入職し、消化器内科病棟で2年間勤務しました。急性期は治療が中心で、看護技術や患者さんとの関わり方をしっかり学ばせてもらえた一方で、患者さんお一人おひとりと関われる時間は、どうしても短くなりがちでした。

回復期への転職、えびえ記念病院を選んだ理由

急性期病院で働くうちに、もともと志していた「患者さんの身近な存在でいたい」という思いが、より強くなっていきました。退院後の生活まで見据えて、じっくり関わる看護がしたい。そう考えて、転職活動を始めました。

次の職場を探すうえで重視したのは、回復期リハビリテーション病棟があることに加えて、通いやすさと職場の雰囲気でした。回復期の病棟を何か所か見学したのですが、えびえ記念病院は一度伺ったときのスタッフさんや病棟の雰囲気がとても明るくて。見学で来ている私にも挨拶をしっかりしてくださって、患者さんとお話しする時間も多く持てそうだと感じました。「こういう環境で長く働きたい」と思えたことが決め手です。

JR東西線 海老江駅・阪神 野田駅・地下鉄 野田阪神駅から徒歩3〜4分と、駅近で通いやすい立地だったことも魅力でした。

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟

回復期看護の核心。退院支援の難しさと、その先のやりがい

回復期リハビリテーション病棟では、整形外科の手術後や脳血管疾患など、リハビリを目的とした患者さんを主に受け持っています。日常生活の場面もリハビリの一環と捉えて、「できることはご自身で行っていただく」ということを大切にしながら支援しています。患者さんと長く関われることは、この病棟ならではの魅力だと感じています。

一方で、入職して最初に難しさを感じたのが「退院支援」でした。急性期病院の頃は、治療が終わった患者さんが先生の許可を得て退院され、退院先の調整はソーシャルワーカーさんがほとんど担ってくださっていて、看護師は退院の準備をしておく程度で。退院支援に本格的に関わるのは、こちらに来てほぼ初めてでした。

回復期リハビリテーション病棟では、リハビリの状況を見ながら、自宅に帰れるのか施設なのかを、患者さんやご家族様と一緒に考えて決めていきます。看護師としての責任も重く感じ、最初は戸惑いや不安もありました。でも、先輩方に相談したり教えていただいたりしながら、少しずつ進められるようになっていきました。

患者さんご本人の思いと、ご家族様の思いが違うこともあります。そこをすり合わせて、お互いが折り合いよく過ごしていくにはどう援助すればいいのかを、多職種と一緒に考えていく。患者さんの思いを知るにはコミュニケーションが欠かせないので、その取り方も含めて、寄り添うことの奥深さと大変さを日々感じています。

それでも、ここでの仕事のやりがいをしっかりと実感できています。入院当初は歩行に不安があり、「自宅には帰れないかもしれない…」と話されていた患者さんが、リハビリを頑張るなかで少しずつ自信を取り戻し、最後は笑顔でご自宅に退院されたことがありました。患者さんとご家族様の希望に沿えるよう、多職種と相談し合いながら支援を続けた結果、「本当にありがとう」と声をかけていただけて。転職して回復期リハビリテーション病棟にチャレンジして本当に良かったと感じました。

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟で働く病棟看護師

中途入職でも安心。段階的に独り立ちできる受け入れ体制

中途での入職でしたが、受け入れの体制はとても手厚かったと感じます。最初は病棟のオリエンテーションから始まり、2〜3週間はマンツーマンで受け持ちにあたります。その間もフォローの先輩が付いてくださるので、困ったことがあればすぐに相談できる環境でした。

そこから、フォローが必要なくなってくると、少しずつ独り立ちしていきます。受け持ちの範囲も段階的に広げていく形で、たとえば他病棟からの転入患者さんの受け入れも最初は見学から入り、次はフォローしてもらいながら、そして自立と3段階で少しずつ仕事を覚えていくことができました。

中途の私にもプリセプターの先輩が付いてくださって、相談もしやすかったです。プリセプターにもフォローの先輩にも、どちらにでも相談できる。中途入職でも、安心して業務を覚えていける仕組みが整っていると感じました。

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟で働く病棟看護師

中途入職者が多い職場の、相談しやすい人間関係

えびえ記念病院で働くうえで、いちばん魅力に感じているのが人間関係の良さです。患者さんのことでも業務のことでも、悩んだり困ったりしたときに、すぐに相談できる。同年代でも年上の先輩でも、誰にでも相談しやすくて、「大丈夫?」と自然に声をかけてくれる職場です。

中途入職のスタッフが多いことも大きいと思います。みなさんそれぞれ違う病院で経験を積んでこられているので、患者さんのことを相談すると、その経験をふまえて「こうしていこう」と一緒に考えてくださる。「これだったら、どう思う?」と意見を投げかけてもらえることもあって、お互いの経験を持ち寄りながら「もっと良くしていこう」と話し合える。それが自分自身の学びにもすごくなっているなと感じます。

多職種との連携も密です。回復期は退院支援が中心になるので、リハビリスタッフや地域連携室のソーシャルワーカーさんと関わる場面が多く、しっかり連携が取れていると感じています。

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残業ほぼなし。定時で帰れる働き方と、取り戻した暮らし

前の急性期の職場では残業が多く、プライベートの時間を削っていたのですが、えびえ記念病院では残業がほとんどありません。本当にいつも定時で帰れています。

就業時間の15分前くらいになると「終礼」があって、残っている業務はないか、今日の業務は終わっているかをスタッフ同士が声をかけ合って、共有事項や師長さんからの連絡を確認したりします。そこで業務の確認や、看護師同士の意思統一ができていて、一日のいいメリハリになっているなと感じます。

定時で帰れるようになって、プライベートの時間の過ごし方が大きく変わりました。前の職場では、家に帰っても料理を作れるような時間ではなく、翌日も仕事だと思うと早く寝たい、という毎日でした。今は定時で終われるので、料理をしたり、友達と出かけたりできる。ワークライフバランスが整ったことで、自分の気力も戻ってきた気がします。

スタッフは同年代が多く、新しく入った方や退職される方がいれば歓迎会や送別会を開いたり、同年代でご飯に行ったりもします。ご家庭のある方も独身の方も交えて一緒に出かけるなど、それぞれの事情に合わせて過ごしています。

大阪府大阪市福島区・野田にある医療法人社団美咲会えびえ記念病院の回復期リハビリテーション病棟で働く病棟看護師

回復期看護への転職を考えている方へ

「患者さんに寄り添える看護師になりたい」

看護師を始めたときのこの思いは、今も変わっていません。退院支援でも、患者さんの情報や体調の変化にすぐ気付くためにも、よく観察をして、長く関わらないと分からないことがあると感じています。だからこそ、これからもコミュニケーション能力や関わり方を磨いていきたいです。

回復期リハビリテーション病棟の看護師として学びたいこともあります。運動機能の向上や維持のために、リハビリスタッフと連携して、どういった工夫をしていけるか。それともう一つは、認知症ケアに関する知識です。ご高齢の患者さんが多く、認知症の方も増えているので、対応の仕方やお薬の調整、ご家族様への説明の仕方など、身に付けたいことがたくさんあります。急性期のときとはまた違った経験を、えびえ記念病院で積み重ねていけたらと思っています。

患者さんと関わる時間を大切にしたい方や、退院支援まで主体的に関わっていきたい方には、とてもぴったりな環境だと思います。中途入職でもサポートは手厚く、相談しやすい仲間がいます。少しでも気になる方は、ぜひ一度、気軽に病院見学に来てみてください!

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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