大阪市福島区阪神野田駅の近くにある「えびえ記念病院」の採用サイトです。医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・看護補助者・医療事務等の求人募集・採用に関する情報、当院で活躍するスタッフの声を紹介しています。

病院見学・採用エントリーはこちら

About us

【名誉院長インタビュー】“地域と共に生きる”新たなシステムを目指して

えびえ記念病院 名誉院長 松本直彦

名誉院長 松本 直彦

奈良県立医科大学卒業。2022年3月に医療法人社団 美咲会 えびえ記念病院 名誉院長に就任(日本整形外科認定医、スポーツドクター、リウマチドクター)

▼目次
えびえ記念病院のこれから
次世代につなぐ
私のモットー

えびえ記念病院のこれから

- 地域密着のきめ細やかな診療を

松本病院は昭和25年(1950年)に私の父が作りました。私も47年働いていますから、3代に渡って診させていただいているご家族も多くおられます。70年以上に渡り、地域密着で福島区と一緒に成長してきた歴史は大事にしていきたい。そして、2022年3月からは医療法人社団 美咲会 えびえ記念病院として新たな血を加え、さらなる発展をしてまいります。

当地には、大学病院をはじめとした大病院が多くあります。私たちの存在意義は、大病院と同じことをするのではなく、より地域に密着したきめ細かい診療ができることであると考えます。

- 人生の最終段階における医療・ケアを考える

ちょうど1年前に、私自身が大病を患いました。それまでは医療人として「いかにして生きるか」を考えてきましたが、死を身近に意識したことで考え方が変わりました。

「人生の最終段階における医療・ケアとはどうあるべきか?」

治療して退院していただくだけではない、独居世帯・老老介護が増えている今日にあるべき「一緒に生きていくシステム」が作れないか。例えば、認知症の有病率は80歳代の後半で約4割と言われています。同世代の4割が同じ病気にかかる、これを病気として扱うべきなのか。治療する対象としてではなく、年老いていく過程として看てあげることができないか。より自宅に近い自然体でいられる環境で看てあげられる環境・システムが作れないか。

地域住民が身近に抱える問題に対して「地域密着の当院だからこそできることがないか?」を、これからも模索していきたいと考えています。

えびえ記念病院 名誉院長 松本直彦

次世代につなぐ

- 私がこれからすべきこと

私がしてきたさまざまな経験を下の世代に伝えていきたい。それは医療面のことだけではなく、特に『ご高齢の患者さんを理解する』といったことです。人生の最終段階を迎えておられるご高齢の患者さんに対して、ただ「頑張って」と言うだけではなく、死生観への理解を深めた上での医療人としての対応・付き合い方などを、私自身も学びながら皆さんに伝えていきたいと考えています。それが私のこれからのテーマです。

- 医療人としての思いを尊重したい

働く職員はみんな、『医療人としてのあり方・ありたい姿』をそれぞれ胸に持っていると思います。それぞれが理想に対して「ここを改善したい」とさまざまなアイデアを持っているけれども、それが組織の上には伝わらないという不満を現場ではよく耳にします。私がやるべきことは、現場の思いや意見を汲み取れるよりオープンな組織環境・システムをつくっていくことだと考えています。

私のモットー

「絶対他力」

この言葉は仏教用語で「阿弥陀様に絶対的な信頼をよせて心から祈ることによって、極楽浄土への道はひらける」という意味です。私はこの言葉を「絶対的に他者の力を信じることによって、深く悩みすぎず心配しすぎないで生きる」という風に捉えて、モットーとしています。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


スタッフ募集中

地域住民のために、きめ細かい医療・診療を届ける。新体制となったえびえ記念病院で、あなたも一緒に働いてみませんか?

採用情報はこちら

一覧に戻る

Recruit~ 採用情報 ~

詳しく見る

えびえ記念病院は
あなたを待っています。

ENTRY

病院見学・採用エントリーはこちら